ホイールの名称の意味とツライチにするための理論
正確に面位置にくる・・・つまりツライチにしたいときのホイールサイズですが、 まずホイールの名称の意味をご理解頂き、その上でご確認頂ければと思います。
ノーマルホイール4.5J(165/50-15)オフセット45をそれぞれの意味に分解すると、
- 4.5J(ホイール幅)因みに1インチ25.4mm。
- Jはホイールフランジの形。
- 165(タイヤの総幅mm)165mmの太さ。
- 50(タイヤの偏平率)(タイヤの高さ÷タイヤ幅)×100、 数値が小さくなるほど、ぺちゃんこ。
- 15(15インチホイールに装着可能)。
オフセットとはホイール中心と取り付け面との差です。数字が小さくなるほど外側になります。
例えば、5.5J(165/50-15)オフセット45のホイールを履きたい場合、4.5Jから5.5Jへ変更するので1インチ(25.4mm)ホイールが広くなりますが、 外側分として考えるとこの半分12.7mm外側に出ることになります。
そして、オフセットですが、45mm-45mm=0mm(純正ホイール - 変更ホイール)外に出ることになります。
従って、合計12.7mm外へ出ることになります。
また5.5J(165/50-15)オフセット47のホイールの場合、 オフセット47ですと45mm-47mm=-2mm、合計10.7mm外に出ることになります。
オフセット40ですと45mm-40mm=5mm、合計17.7mm外へ出ることになります。
ちなみに私の履いているホイール(YRV純正OP BBS、5.0J(165/50-15)オフセット40)の場合、 ホイール分で6.35mm、オフセット40なので45mm-40mm=5mm、合計11.35mm外側に出ています。
これがちょうどツライチくらい。
ホイールツライチにするための計算式
{[(変更幅-純正幅)×25.4]÷2}+(純正オフセット-変更オフセット)= 外に出る数値(mm)
結論
現在取り付いているタイヤの外側とフェンダーとの隙間を糸などを垂らして確認してみて下さい。
その隙間が合計の数値以上あれば理論的にはフェンダーからタイヤは出ないことになりますが・・・ 理論上はですよ。。。
文章だとちょっとわかりにくいと思うので、下記の図説も参考にしてくださいネ(special thanks 黒しっぽさん)

ホイールツライチの解説